
最初に、みなさまにお詫びして、お許しをいただかなければなりません。
といいますのは、私は、32歳から24年間にわたり住宅に関する仕事に従事してきましたが、
今日の日本では、アトピー・鼻炎・喘息・アレルギー・化学物質過敏症・・・シックハウス症候群
に悩み・苦しむ人々が増えて、大きな社会問題となっています。この原因を作ったのは、戦後、
住宅の仕事に携わってきた私達にも責任の一端があるとの認識と反省から、手前勝手な言い
分ではありますが、まずは謝罪させていただきたいと思います。
最近、団魂世代の定年退職者問題をよく耳にしますが、ちょうどこの年代が頑張ってきた時代
と同じくして、建築業界も進化してまいりました。
私が高校生の時(約40年前)に、父親が家を新築し、自分の部屋が持てた時は嬉しく、ありが
たかったと懐かしく思います。当時家を建てると言いますと、近所の大工さん、左官さん等の職
人さんが半年も時間をかけて、若い見習い職人を教えながらこつこつと仕事をしていたような
記憶があります。
その後(約30年前)の建築業界は大きく進化し、個人の大工さんが家を建てるという現象は非
常に少ない状況になり、現在に至っては着工件数の90%以上をメーカーといわれる企業が建
てるようになりました。
世の中が進化していく過程で業界も進化していくことは当然必要なことです。これにより、大変
見栄えのいい、住みやすい、快適で個性のある家作りが可能になりました。
しかし、業界が成長していく過程で、人間の健康に関する生活環境を無視した、利益優先とい
う企業倫理観の低下により、「プラス効果では補うことのできない、大きなマイナス効果という
負の遺産を抱えてしまった」ことが、今日の日本で大きな社会問題だと叫ばれている、シックハ
ウス症候群の問題であります。
シックハウス症候群の発生原因は、「化学薬品が人体に与える影響との関係性」にあり、化学
薬品を大量に使用した化学建材を使い続ける限り、問題の解決は出来ません。このままで
は、私達の子孫の時代まで問題を先延ばしすることになり、私自身は非常に危惧しておりま
す。
今日、進化した日本は、シックハウス問題だけでなく多くのマイナス効果という負の遺産を抱え
ています。建築業界においても、アスベスト問題・耐震問題・産業廃棄物問題・耐久年数問
題・・・数え上げればきりがありません。
大切な、子供を守る・家族を守る・自分を守る・未来を守る家のリフォーム、また新築工事を検
討される時、「失敗は許されません」
この小冊子が、一生に一度の大事業を選択される際の参考になればありがたいと思います。
弊社が、「無添加住宅」に取組む事は、今までの施工方法を否定する行為になります。
しかしながら全社員での話合いの結果、建築業界に籍を置かせていただく以上は、微力なが
ら、今後「シックハウス症候群という患者さんを出さない住宅作り」に邁進する決意と覚悟を致
しました。
今後とも倍旧のご支援ご指導のほどお願い申し上げます。
代表取締役 川井 茂
追記
私は今回の株式会社「無添加住宅」秋田 憲司社長との出逢いに深く感謝しております。
なお、小冊子内容につきましては、秋田 憲司社長発行・株式会社サンマーク出版・無添加住
宅!を引用させていただきましたので、詳しくは本を御購入の上勉強されることをお勧めいた
します。
|