ガス機器メーカー製品による一酸化炭素(CO)中毒死亡事故が
相次いでいた問題で、松下電器産業が製造した小型ガス湯沸か
し器で昭和61年以降、27件の死亡事故が発生、48人が死亡
していたことが22日分かった。
小型湯沸かし器による死亡事故は、リンナイ(名古屋市)製など
でも起きているが、松下の事故はリンナイ製の死者数(10人)の
5倍近くに上っている。
死亡事故が起きていた松下製の湯沸かし器は、開放式と呼ば
れ、室内で空気を取り入れ室内に排気するタイプ。いずれも不完
全燃焼防止装置は付いていなかった。
リンナイ製などで事故が相次いでいたことを受け、業界団体の日
本ガス石油機器工業会が19日、ガス機器で事故があったメーカ
ー名などの情報を発表。
61年以降から約20年間で199人の死者が出ていたことが分か
っている。
松下は同工業会がこうしたデータを示すまで、ガス湯沸かし器の
事故を公表していなかった。工業会のデータによると、松下製の
事故のほとんどは使用者が換気扇などを回していなかったことな
どが原因とされている。
事故を公表していなかったことについて松下電器の広報グルー
プは「事故は製品に起因するものではなく、公表は必要ないと考
えた」と話している。
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